ガンプラさん?くん?

存在を忘れていたYahooブログを、公式からの要引越通知で思い出して、はてなに移って早3年?
やっぱり存在忘れてました。。。
なので、何か書いておこうと一念発起←

一応、模型趣味用のブログ、、、ということにしてたんです、が。
Twitterに色々作ったものをポストしてきましたが、実は2年ほど前にリアルに引っ越ししまして。
それまで模型部屋的に使えていた部屋が、無くなったんですよ。
その関係で、全然模活出来なくて。

とは言え、最近久しぶりに小物ながら手をかけているので、これをネタに何か書いてみようかと。

smart誌 2022年09月号に付録として、1/1スケールの「ガンプラくん」プラモデルが付属してたんですよね。
ガンプラくんは、ネットでちらっとデザイン見かけてから、ちょっと気になってたんですよね。
smartが何の雑誌か知らないくせに、付録欲しさに(なんとか一つ)ゲットしました。
いつ組めるのか、そもそも組める保証もなかったんですけどね。(^-^;
ホントは素組用と改造用で2つ欲しかったんですが、予算の問題で断念;

まぁ、小さなチャンスを漏らさずキッチリ?利用すれば、細々とでもやれるなぁと言うことに気がついて。
少しずつ、進める事ができました。

てことで、以前ツィートしたものの纏めになりますけども。
以下、長文で。←

 


ガンプラくん、完成時の全高が10㎝くらい?
首と肩、足の付け根が球体関節になっていて、可動箇所はそれだけです。
まぁ、サイズからいって、そんなもんですかね。

デザイン的に、手足が凄く小さく細いんで、製品として関節仕込むのは厳しいんでしょう。
このサイズじゃ、強度が出せないでしょうし。
腕全体でも3㎝弱ですからね、細かすぎるでしょ。

・・・なんですが。

ディテールがしっかり入っていて、「動きそう」な造形なんですよね。
コレ見た瞬間、「動かしたい!」と思ってしまったのが運の尽き(?
衰えた視力との闘いが始まりました。。。

 

腕部①

腕部①

肘関節の丸モールド中央で、予めピンバイスで0.8ミリの穴を開けました。
(別に1ミリでも構わない気はしますが、たまたま手持ちにあったのが0.8ミリだったので。)
で、その後で下腕部を切り離し。
モールドのサイズがサイズなので、切り離してから穴開けようとしても、きっと失敗するだろうなと。(^-^;
上腕部をプラ角材でスクラッチ
肩は、市販のボールジョイントを幅詰めしてプラ板でサンド。
上腕と肩の接続をボールジョイントとすることで、肘部のロールに対応できるかなと。
胴体との接続部は、キットのボールジョイントを切り貼りしました。


肩がちょ~っと横長になっちゃったのを、この時は良しとしたんですが、後で組み上げたときに後悔することに。。
・・・まさか頭部と干渉するとわっ

肘は、0.8ミリ真鍮パイプで接続しました。
なぜパイプかというと、かしめて固定しようと思ったからなんですが、、、
これが大失敗w;
画像は左腕ですが、右腕作る際に、勢い余って華奢な肘関節(丸モールド部)をねじ切ってしまいましたorz
丸モールド部にそって下腕を削って、プラ板貼って作り直す羽目に。(T-T)

 

腕部②

腕部②

左腕が改造後、右腕はキットのままの状態です。

追加した可動部は2箇所だけなんですけども。
脇の開閉と、ロールができるので、それなりに動くんではないかと。

 

腕部③
腕部④
腕部③④

肘が結構イイ角度まで曲がるので、上出来でしょう。

で、武装のバリエーション作ろうと思ったら、武器のグリップをそれらしくしたく、したら手首をなんとかせんとイケン、ってなって。

 

腕部⑤

腕部⑤

元の手首切り飛ばして、プラ板積層で半開きの手首をスクラッチ
手のひらには、2ミリ径のネオジム埋め込んでます。
磁力で武器を保持する作戦ですわ。

下腕との接続には、ABSのランナー流用して差し込み式に。
それならってんで、切り飛ばした拳にもランナーブッ刺して、差し換え出来るようにしました。

 

脚部①

脚部①

次いで脚部です。
例によって、膝関節の丸モールドで0.8ミリの穴を開けてから、
太腿と下腿を切り離して、プラ板で膝関節部分を作ります。
接続は、例によって0.8ミリ真鍮で。

 

脚部②
脚部③
脚部②③

足の付け根はキットのままとしたので、追加可動部は膝関節のみ。
ちょっと膝の可動域、狭いかな~とは思いつつ。
どのみち足の付け根が大して動きそうもないし、妥協しちゃいました。

 

脚部④

脚部④

その後、足首も切り離して、市販のボールジョイントを埋め込みました。
そのままだとBJが大きすぎたので、ギリギリまで削って小型化してます。
ていうか、手足パーツが小さすぎッス、ガンプラくん;
衰えた目には、厳しいw;

 

ビームライフル①

ビームライフル

ビームライフルは、かなり手が入ってます。
最初はグリップを作っただけだったんですが、せっかくなんで両手持ちで構えられるように、フォアグリップとセンサー部も動くように。
したら本体の薄っぺらさが気になって、プラ板貼って幅増しして、、、と、気がついたら原型留めてるのは、バレル部とフォアグリップのみというね。。。

 

ビームライフル②

ビームライフル

フォアグリップとセンサー部を動かして、手に持たせた状態です。
ちゃんと、左手でフォアグリップを持てると良いのですが。。

センサー部には、後でQレンズ(イエロー)を貼り付けました。

なお、グリップには2ミリ径のネオジムを埋め込んで、手に持てるようにしてあります。
極性の向きには注意してまして、左右どちらの手にも持てるようにしてあります。

 

シールド①

シールド①

シールドは、キットだと上腕部に挟み込むように装着します。
そのジョイント部分は切り飛ばして、プラ板でグリップを作成。
保持力確保の為に、グリップ側にも2ミリ径のネオジム埋めました。
この段階では加工してなかったので画像ないんですが、この後で背中(ランドセル)に装着するための支柱を追加してます。

 

シールド②

シールド②

後はまぁ、余り意味ないかなぁと思いつつ、のぞき窓部を開口してみました。

さて。
ハイパーバズーカはキットに付属しません。
なので、スクラッチすることに。

悩ましいのはグリップの角度でして。
設定画だとバズーカ本体の後方へ向けて傾いてるんですが、劇中のように肩に担がせるには、前方へ向かって傾いてないと保持できない。
単純にグリップを1軸で動かすと、グリップから伸びるアゴ部分の角度が変わって、変になるよねぇ・・・ってことで。

 

バズーカグリップ①
バズーカグリップ②
バズーカグリップ

 

 

2軸で可動するようにしてみました。
グリップを前半と後半に分割して、スライドする感じで動かしてみてます。
ネタ自体は良くあると思うのですが、このサイズでやるのはしんどかったです、視力的な意味で!

 

バズーカ①

バズーカ①

で、これを2ヶ作ったんですよ、アホなの、自分?
バズーカ本体(グレー部分)は、ウェーブさんのロングプロペラントを切って使ってます。
砲口部のテーパー部分は、サイズ違いのを先端に接着して削り込んでます。
白い部分はプラ板箱組と、適当な径のプラパイプで。

 

バズーカ②

バズーカ②

バズーカ後部のハンドルは、真鍮線を折り曲げて作ってます。
ここ、色塗る前の画像が残ってなかった;

続いて、ビームサーベル
キットのビームサーベルは1本のみ付属で、ランドセルと一体成形されているグリップ部と、明らかにサイズが異なります。

当初、これを何とかするつもりで、、、
グリップ部分とビーム部分を分離できる様にして、グリップはランドセルに装着出来るようにするつもりでした。
必然的に、(ランドセルに差した状態の)サーベルのグリップが大型化する訳ですが、、、
スペース的に、頭部と干渉してしまうことがわかり、結局断念しています(^-^;

ビームサーベル①
ビームサーベル②
ビームサーベル

 

当初の目論みから、ビーム発振部には1ミリ径のネオジムを埋め込んでおり、ビーム側接続部にも同様にネオジム埋め込んで、磁力で接続する形にしてます。
持ち手部分には(収まり具合から)角柱形のネオジムを埋め込み、手に持てるようにしてあります。
もうね、この極小サイズの加工は何の修行なのか、ってな状態でしたよ。(^-^;
衰えた目には、キツ過ぎました;;
んで、これを2セット(
あ、ビーム部分はウェーブさんのQサーベルを、切り詰めて使ってます。

 

完成①
完成②
完成①②

んで、塗装も済んだので組み上げた状態です。
小説版ガンダムの、朝日ソノラマ版の3巻だったか1巻だったかの表紙に描かれていた装備です。
ビームライフル+シールドに、ハイパーバズーカを腰に提げた状態ですね。
腰部にも2ミリ径のネオジム埋め込んでますし、バズーカ本体側面も同様なので、装着できます。
因みに、メインカメラ?(両目)とサブカメラ?(額)は、クリアーカラーのランナータグをカットして、貼り付けてます。
あんま目立ちませんが、実物見てるとわりかしイイ感じじゃないかなぁと思うのですが。
ただ、これだけ頭部に空間あるなら、電飾仕込んでもよかったかなぁと、後で思いまし た。

 

完成③
完成④
完成③④

ハイパーバズーカ装備状態です。
腰部にはビームライフルを提げてます。提げられるんですよ。
ビームライフル側のネオジムは、流石に2ミリ径を埋める場所がなくて、1ミリ径を埋めてます。
ちょっと頼りない感じはありますが、しっかり装着状態にできますb
バズーカ、せっかくグリップ部の可動に拘りましたけども、実際持たせてみると殆ど意味が無かったっていうね。。。
そもそも肩に担ごうにも、肩は頭部の下に隠れてますんで。
脇に抱えようにも、腕部の長さが足りなくて無理だし。
ま、まぁ、気持ち保持しやすいかな、、、程度でし た。


あと、左手の指先裏に鉄片を貼り付けてまして、シールドを指先の方で保持すると、画像のように正面方向にシールドを構えることができます。
手のひら側で保持すると、キット同様、ボディに沿わせた格好になります。

 

完成⑤

完成⑤

 

ビームサーベル&シールドを構えた図です。
デフォルメ体型ですけど、なかなかにカックイイんではないでしょうか。
各関節が稼働するのは、やっぱ良いですね。
ポーズに表情がつけやすいと言うか。(自画自賛←)

 

完成⑥

完成⑥

サーベルはちゃんと2本作りましたので、ダブルサーベル状態にも。

 

完成⑦

完成⑦

ビーム部分が分離できるので、グリップだけ持った状態も可です。

 

完成⑧
完成⑨
完成⑧⑨
完成⑩
完成⑪
完成⑩⑪

そしてダブルバズーカな、ア・バオア・クー戦仕様!
シールドを背中に、腰部にはビームライフルです。
これがやりたくて、バズーカ2本作ったんですよw
カッチョイイ、かわいいけども。(自画自賛←)

 

完成⑫
完成⑬
完成⑫⑬
完成⑭
完成⑮
完成⑭⑮

 

最後に、両手でビームライフルを構えるの図、です!
ちょっと左手の保持が苦しいですが、一応カタチには成ってる、筈っ
結構劇中でよく描かれてたポーズなんで、押さえておきたかったんですよ。(*^-^*)
上腕部のボールジョイントが、良い仕事してくれてます。(自画自賛←)

なお、塗装はほぼすべてシタデルカラーの筆塗りです。
2年近く放置されてたので、保存状態があまりよろしくなくて、、、特に白がきつかった;
ダマになっちゃって、筆ムラがエラいことに;

頭部バルカンの砲口と、足裏バーニア噴射口のみ、マッキーのゴールドで金属パーツっぽくしてみてます。
結構イイ感じになったと思うんですが。。

 

完成⑯

完成⑯

あと、装備品一覧(オプション一覧?)風に。
これだけ並ぶと壮観ですね。
旨く飾れる様に、何か考えたいところですが。
時間、取れるかなぁ?

因みに、作成中の途中経過をツイートしてたんですが、その時はガンプラ「さん」だと思い込んでて(^-^;
ハッシュタグガンプラ「さん」にしてたんですよ。
ハッシュ検索しても大して投稿されて無くて、おかしいなぁ~なんて思ってたのは檸檬の秘密です。。。
いやまぁ、旬は過ぎてるとは思うんですが。

ともかく。

極小サイズにギミック仕込むのは、視力的には苦行でしたけど、なかなかに面白かったです。
まだ手を入れる可能性はありますが、ひとまずはお披露目ということで~。
(ビームジャベリンを試作中だったりしますし)

今回は、これにて。
(*^-^)ノシシ